がん治療をうけるべき病院

がん治療をうけるべき病院

昨今の日本の寿命はどんどんと延びており80歳を超えるほどになってきています。
そのためか、悪性新生物が死亡原因の上位を占めています。
自分や家族のがん治療を行う病院を決めることで、多少なりとも病気の治癒率に寄与してくるような感じが誰でもわき、その選択の場所を決定するには慎重になることでしょう。
注意点として挙げるべきは、同様の疾患の年間の経験症例の多い施設か、その担当科の医師の人数は何人いるか、担当医師が専門医資格を持っているかという点が挙げられます。というのは経験数が多く、医師数が多いほどカンファレンスなどでより一般的な治療を受けることができるであろうと考えられます。また、一概に医師とはいえど専門医資格を取得するにはそのために必要な経験数や知識を持っていないといけないので、十分ではなくとも必要な治療知識を持っていることが保障されるのです。そして、一般に名医といわれる良い施設には、多くの医師が勉強に集まるので、担当科の医師数が多いという点はかなりの重要な点と考えられます。
以上は医学的な観点の面ですが、それ以外に、治癒しても再発・再燃の可能性がある疾患であることから、がんとの付き合いは一生の付き合いになると考えたほうがいいので、その担当医に何でも相談できるか、担当医は様々な不安にこたえてくれるかという人間性の面も非常に大切になるところです。