クリニック・医療トレンド ヴェリテ

日本人の５人に１人が髪や頭皮の問題を抱えていると言われており、髪の悩みをもつ人にとってはとても深刻な問題です。
近年になって、発毛医療が進むと、それまで、医療の側面としてそれほど進歩がなかった、髪や頭皮の医療が発展したことで、AGAに悩む多くの人に救いの手が差し伸べられることとなりました。
ただ、発毛医療は薬剤を中心とした治療となり、塗布剤や飲み薬による治療が主となり、副作用の懸念や、自由診療でこの治療を受ける経済的負担を考えなければいけません。
育毛剤であれば、副作用の懸念が極めて低く、AGA治療に比べれば負担も少ないことは確かです。
問題となるのは、効果となります。
ただ、育毛は、髪の成長を促すために余分な頭皮の汚れや皮脂を除去し、髪の成長を阻害する要因となる皮脂をブロックし、栄養成分を毛乳頭に与え、髪の成長を助けるもので、髪や毛穴に与えるサプリメントと同様です。
サプリメントの効果は、医学的なものでは無く、使用者により異なる感覚的なものとなります。
口コミ情報には、「スッキリとした使用感」と書かれていたり、「抜け毛の本数が減少した」など様々で、「使用した９０%に人が満足と答えた」など、効果の大小にかかわらない書き込みを非常に多いため、デメリットな情報もしっかりと書き込まれているかや、宣伝文句が誇大広告ではないかもしっかりと確認する必要があります。